なんてことない世界

日々の出来事や思ったことをつらつら

自分の座高よりも背の低い子

こんにちは。やかんです。

 

約一ヶ月ぶりの更新…

最近忙しくていろんなことがあって,なかなか書く気になれませんでした。あと普通にネタがない。ほぼ毎日更新されてる方いらっしゃいますが本当に尊敬します。続けられるのも発見できるのも。

 

今回は今日行ってきた託児のボランティアについて書こうと思います。記憶が新しい今のうちに…

そもそも参加しようと思ったのは,一ヶ月ほど前に友達に誘われたからです。そして今回のボランティアは普通の子ども相手ではなく,障がいを持った子どもが相手でした。心理学を勉強している身からすると非常に興味深い。また,兵庫県に在住の方はご存知だと思いますが,兵庫県の中学2年生はトライやる・ウィークという一週間だけ地元で職場体験をするという制度があります。トライやる・ウィークについて詳しくはこちら↓

www.mext.go.jp

私は中学2年生のとき,トライやるで保育園に職場体験に行きました。そのときすごく楽しかったし,やりがいを感じたこともあり,今回もすんなり参加しようという気になりました。

ボランティアの内容は,「子どもたちの親御さんが障がいに関する講義を聞いている間に,あらかじめ主催者が組んでいた子どもとマンツーマンでの託児」だったのですが,私が面倒を見る予定だった子は休んでいたらしく,一緒に行った友達が担当する子の遊び相手をすることになりました。マンツーマンとのことでしたが,私の場合はマンツーマンではありませんでしたし,みんな同じ部屋で遊んでいたので,マンツーマン感はなかったですね。

子どもたちは13~14人でほとんどが2~3歳くらい。兄弟で参加している子たちもいたので年長~小学校低学年くらいの子もいました。障害を持っているとのことでしたが,見た感じ全くそのような感じには見えませんでした。お母さんと一緒に居られないのが不安で泣きじゃくる子や,マイペースにおもちゃで遊ぶ子など,正直トライやるで見てきた子どもたちと変わらないな…と。しかし実際に接してみると,表面上そう見えるだけでやっぱり人より不安になりやすい子や落ち着きがなく多動な子が多かったように感じます。

私と友達が面倒を見ていた子は,何回もトイレに行きたがる子でした。しかし,トイレに着くと,「おしっこが出ない」と言ってまた部屋に戻る…の繰り返しでした。親御さんたちが受けていた講義は定期的に開かれているらしく,主催者のセラピストさんやスタッフさんたちは子どもたちや親御さんと顔見知りのようでした。そのことから,多分この子は普段ここに来たときお母さんや知っているセラピストさんとトイレに行くことが多いんだったら知らない人相手だと同じことでも緊張でできなくなるのかな~と友達と話していました。何回かトイレに行ったり来たりして最終的にセラピストさんが着いてきてくださってその子はやっとおしっこができました。

他にも,託児の時間は4時間ほどで,途中で子どもたちが一度親御さんに会う時間があったのですが,会う前と会った後でお母さんを求めて泣いているメンバーが全く違っていたり(多分お母さんに会えて安心して泣き止んだかせっかくお母さんに会えたのにまた離れ離れになって泣いたのかだろうな…),人見知りで一言もしゃべらない子もいれば,誰にでも抱きつきに行く子(私のところにも来てくれて,正直とても可愛かったです)もいたりで,その子たちが今どういう心理状態なのかなーと考える場面が多かったように思います。そこも,トライやるのときとは違って子どもが障がい持ちだということ以外に,私自身クソガキだった中2の頃とは全然違う点でした。とりあえずやさしく怪我しないように遊んであげていただけのトライやるのときとは違って,今ここでどうしてあげるのがこの子にとって一番いいことなんだろうと始終考えていました。一緒に行った友達は障がいについて詳しい子だったので,私が考え付かないこともいろいろ考えて教えてくれてとても勉強になりました。何より一番よかったことは発達心理学の授業で聞いた教授の体験を実際に自分も経験できたことでした。また,私と友達の担当の子は最初の頃は全然口をきいてくれませんでしたが,終わる頃にはいろいろしゃべってくれるようになっていたのでそれも嬉しかったですね(^^)

本来なら今日バイトだったのですが,このボランティアのために交代してもらいました。ボランティアだからお金はもらえませんが,本当に行ってよかったと思います。今度の講義は9月頃に開かれるそうなので,そのときもボランティア募集してたら応募してみようかなと思います。

ただ帰りにお腹空きすぎて誘惑に負けて自分のバイト先に寄ってしまったことは失敗だった…。もうバイト交代時間は過ぎていて,私はバイトに間に合わない身ではあったものの,無神経だったな、と。レジしてくれた人がシフト代わってくれた人だったから余計。「え…こいつマジかよ」みたいな顔で見られたので申し訳なく思いましたね。パートのおばちゃんにも笑いながら「ありえへんやろー!」と言われました(^^;)おばちゃんは「たまにはゆっくりするのも大事やけどな!」とも言ってくれましたが,遊びに行ってたわけじゃないから!!ボランティアだから!!社会貢献だから!!(やってたことは遊びみたいなもんだったけど)まず私が6月に日曜入れないことを伝えていたにも関わらず間違えてシフト表に私の名前を書いていた店長も店長だわ!

結論,今日学んだことは障がい持ちの子どもとの接し方と,不用意にバ先に行かないということですね。

それではここまで閲覧ありがとうございました。

ではでは。