なんてことない世界

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こんにちは。やかんです。

 

今週から授業が始まりました。新型コロナウイルスの影響でもちろん大学には行けず自宅で授業を受けています。

私の大学では,授業形態はZoomなどのオンラインミーティングアプリを利用したリアルタイム遠隔授業と,事前に録画された動画や、授業時間になったら表示される資料などを視聴、熟読するオンデマンド授業の2つです。

今日はそれぞれの授業を受けてみた感想をつらつら書いていこうと思います。

 

リアルタイム遠隔授業

初日の授業はZoomでのリアルタイム授業だったのですが,教授が間違ったIDを連絡していたためミーティングに参加できず,結局30分遅れで授業が始まりました。大学のサイトを見るとしれっとIDが変更されていて(「前からこうでしたけど?」的なノリで)参加することができました。

まあこんな形態で授業をするのはあまりないと思いますし,Zoomの機能をよくわかっていない人ならミスをしてしまうのは仕方のないことだと思います。また,人によってはネット環境が悪くて繋がらないなんてこともあると思います。やっと繋がったと思ったらほとんど授業が終わっていたり,教授が受け入れを中止していたりなんてこともあるかも。ちゃんと授業が始まる前から待機していたのにネットに繋がらなくて受けられない、しかも自己責任になるなんてたまったもんじゃありません。ネットを使用するがゆえに生じやすい問題ですよね。

逆にリアルタイム授業を受けていいなと思ったことは,教授が授業中に見せてくれるスライド資料が大きく表示されていて見やすいということ、ミュートにしているため大きな音を出してしまっても誰にも迷惑をかけないということ、逆に私語が聞こえてくることもなく教授の話に集中できること、人目を気にしなくていいので部屋着姿やノーメイクで受けられること、チャット機能があるため授業中に発言しにくい人でも気楽に質問ができることなどです。PCやスマホを介している以上,通常の授業よりは緊張感はなくなると思いますがその分気楽に受けられていいなと思います。

 

オンデマンド授業

オンデマンド授業は自分が暇な時間に受けられるので便利だと仰っていた方がいたのですが,残念ながら私の履修した科目は本来の授業時間と同じ時間帯またはそれに近い時間帯に受けなければならないみたいでした…。ごまかせるだろうとも思いましたが,授業時間にならないと動画や資料が公開されない,そしてそれらに目を通したうえでこなさなければならない課題も割と早めに締め切りが設定されているので,結局は授業時間帯に受けなければならないのです。

メリットは短い動画を見たりレジュメを読んだりするだけなので通常の授業ほど時間がかからず,集中力が切れてしまうことがないところですかね。余った時間を課題や授業以外のことに使うことも可能です。

しかしメリットがあればやはりデメリットも存在します。オンデマンド授業は通常の授業やリアルタイム授業と違って質問の答えがすぐに返ってこないということ、授業時間になるとアクセスが集中してなかなか進めないということ、授業時間になっても動画や資料が非公開のままになっているときがあるなどです。特に最後のやつは厄介です。オンデマンド授業では出欠確認がとれないため,課題の提出が必要不可欠になってきます。またその課題の出来で成績の良し悪しも決まってきます。そのため,課題作成のための資料を閲覧できないというのはかなりの痛手なんですよね。中には他の学生は閲覧できているのに自分だけ閲覧できないなんてこともあります。(現在それで困っています)実際に教授が目の前にいたり,すぐに反応してくれたりする状態なら問題はありません。教授からのリアクションが来る前に締め切りの時間が来てしまったりそもそもリアクションがもらえなかったりすると最悪なのがオンデマンド授業の最大のデメリットだと思います。

 

 

いろいろ書いてきましたが,改めて考えるとネットってすごいなーと思います。ネットを使うことで生じるデメリットももちろん存在しますが,コロナで外出ができない以上通常の授業を受けることはできないので,その代わりがきくネットでの授業はすごく便利だと思いました。いやー文明の利器はすごい。

そして私たち学生は自宅で授業が受けられるのでコロナの感染リスクがぐっと下がるわけですが,医療従事者や販売業の方々など嫌でも人のために外に出ないといけない人もいます。改めてそういう人たちに感謝しないといけないなと思いました。私自身今もバイト先が営業しているので週に4回働きに出ています。「マスクはないのか―」としつこく訊いてくるお客さんもいて大変です。(しかも外出が必要なさそうな高齢者の方ばかり…)自他ともに感染リスクが高まる上に精神的にもしんどくなってきます。

医療従事者の方々はもっとつらいのではないでしょうか。医療従事者がコロナ患者の近くにいる時間が長いまたは関わる機会が多いということで差別されるという事態が発生しているそうですね。医療従事者といっても,コロナ患者とは全く関わりのない人もいるでしょうし,そもそも衛生意識は私たち一般人よりはるかに高い人たちなので感染しないように人一倍心掛けていると思います。差別や偏見で離職する人も出ているそうなのでこのままだと医療崩壊まっしぐらです。もし自分が同じ立場だったらということを考えて発言、行動すべきだと思います。医療従事者の方に文句言う人には自分がコロナにかかっても絶対病院行くなよと言ってやりたいですね。

だからこそこれ以上最前線で働く人たちに負担をかけないために私たちは自粛を徹底しないといけないわけですよね。今はひたすら我慢のときです。ちょっとぐらいいいだろって軽い気持ちで出ていくことで感染が広がる可能性もあるし,その結果自粛ムードがダラダラ続くことに拍車をかけてしまうことになります。

 

久しぶりに長々と書いてしまいました。外出自粛は今に始まったことではないんですけどね…ずっと家にいるのはしんどいですが今は家でできることしましょー

ではでは。