なんてことない世界

日々の出来事や思ったことをつらつら

無防備でその場しのぎがうまい人

こんにちは。やかんです。

こないだ更新してからあまり日にちが経っていない!こんな感じでずっと続けられたらいいのに…。ずっと真夜中でいいのに…。(←ちょくちょく聴いています)

 

今日は夏休み前の7月14日と夏休み入ってからすぐの8月4日にあったオープンキャンパスのバイトのことについて書こうと思います。

5月頃に友達に「オーキャンのバイトしない?」って誘われました。私は今年大学2年生なんですが,そんなバイトがあったとは全く知らず…。お金もらえるし暇だしやってみようと思って応募しました。人手不足だったみたいで面接受けた人はほぼ全員採用されていたみたいです。私は誘導係とイベント補助係になりました。

誘導係はその名の通り,来場した高校生や保護者の方を建物や教室に案内するのが仕事で,イベント補助係は説明会や模擬講義の手伝い(といっても来場者数を数えたり,トラブルが起きたときに運営スタッフに連絡したりする程度で仕事自体は少ない)をする係です。私が割り当てられたのは高校1、2年生向けの説明会の手助けとその会場前での誘導でした。そこは他のイベントよりも来場者が少なめ、他のイベント会場と離れていたみたいで私は始終ひとりぼっちで誘導していました。他の所は何人かのアルバイトの人と一緒に仕事できるんですが…寂しい。そのため説明会中はめちゃくちゃ暇でした。

が,コンビニでバイトしているせいか暇なときは何かできることがないか探すのが習慣づけられていたみたいでした。立ち見している人に椅子を出したり,「途中からでも入れます」の書置きをしておいたり,私の担当の説明会の全日程(一日三回)が他のイベントよりも早めに終了したので,終了後に誘導看板を見て混乱する来場者が出ないように撤収作業の予定よりも早く片づけを始めたり。その片づけをしていた際に通りかかったスタッフのおじさんが「今年初めてなのによくそんな細かいことに気づいたね」って言ってくれたことがすごく嬉しかったですね。あとは14日に会場の後ろから来場者を数えにくいことがわかったので,高校生が夏休みに入り来場者が大幅に増えるであろう4日は説明会が始まる前にあらかじめ会場内の座席の数を数えておいて,埋まっていない席の数数えて来場者数算出するなど。取るに足らないことかもしれないし誰でもできることですがやっておくに越したことはないかと。自分でいろいろ気づいたり発見したりして行動するのは楽しいし,そこが自分の長所だということも二日間で気づきました。

しかし,そういう一人で自分のやりたいタイミングでパパっと動ける仕事はかなりできたんですが,その逆の誰かと関わる仕事が全然できなかったのが反省点です。さっき来場者が少ないから一人割り当てだったと書きましたが,実際とんでもない数の来場者が来ました。配布資料は途中でなくなっちゃうし,座席も全部埋まって参加できなかった来場者に文句を言われたり…。特に来場者の多かった4日の午前中は会場内で「詰めて座ってくださーい!!」のアナウンスをしている間に,すでに人がいっぱいで危険な状態の会場に来場者がどんどん入ってきて,断りと謝罪をしたらすごく嫌な顔をされたり,「次の時間帯の説明会に確実に参加するには何分くらい前から並んでいればいいですか?」という今年初めてバイトする私にはわからない質問を投げかけてきたり,正直泣きたくなりました。あの人数を一人で捌くのは無理ですよ。増刷した資料を持ってきてくださったスタッフさんが手伝ってくれたり応援を呼んでくれたりしたのは本当に助かりましたね。実際,来場者を捌くので精一杯で資料の増刷のお願いすらできない状態だったので連絡入れてくれた説明会スタッフの方に感謝。もっと下調べをしたり腹くくっておくべきだと思いました。

また,誘導の仕事なので「〇号館ってどうやって行くんですか?」という質問をよくされました。説明はしたんですが,上手く説明することはできませんでした。もっと端的に簡潔に教えられるように「こう聞かれたらこう答えよう!」という具体的な答えを事前に用意しておくべきでした。それと,「多分」とか「~だと思う」とか,質問した人が不安になりそうなワードを時々使ってしまったのも反省点。応対苦手なくせに準備が全然できていなかったのはダメだと思いました。

「備えあれば憂いなし」という諺,私の大好きな漫画「ワールドトリガー」に登場するヒュースというキャラクターのセリフに「実力に大差なければより準備をした方が勝つ」(今回は別に誰かと競っていたわけではないため実力云々は関係ないですが)というものがあるのですが,まさにその通りで事前にしっかり準備しておくことは本当に大事だと思いました。そして,この前読んで今もう一回読んでいる精神科医の樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」に「プレゼンが苦手な人ほどなぜか準備をしない」という言葉からも,臨機応変に対応することも大事だけれど準備が物事の成功に与える影響は絶大だということがよくわかりました。初めてやる立場でもあったのでもっと準備しておけばよかった…。

 

暇なときもあれば忙しすぎるときもあって色んな意味で疲れましたが,自分の長所や至らない点がよく見えた気がします。次何かするときにちゃんと活かせられたらと思いました。

ではでは。